水中に生きる生物のマナティーの食べ物は何かについて、気になっていませんか?
なのでこの記事では、マナティーの食べ物は何か調べてまとめてみました!
スポンサードリンク
マナティーの食べ物はこれだった?
野生のマナティーが主食にしている食べ物は、水草や海草といった水生植物です!
マナティーは草食動物なので、淡水や川に生息しているマナティーは水草、海に生息しているものは海草を食べ物としています。
その他にも、海藻や水面に浮かんでいる葉、沿岸に生えている植物等を食べています。
マナティーの食べ物が水生植物なのは?
マナティーは、アザラシやイルカ等に似ている外見なので、魚や貝等を食べていそうなイメージがあるかもしれませんが、実はマナティーはゾウと近縁の動物です。
さらに言えば、ゾウの祖先の動物が水中で生活するように進化していったのがマナティーやジュゴンで、陸上に適した形に生活するように進化していったのがゾウです。
ゾウは草食動物なので、ゾウと近縁だという事を考えると、マナティーが草食だという事は納得ですし、長い鼻は持っていないもののずんぐりとした体形をしているのはゾウと共通していると思います。
そして、マナティーは体長が約3~4mで300~400kgにもなり、その巨体を維持するために食事の量が多いので、食事の量の多さもゾウと共通していると考えます。
スポンサードリンク
マナティーはキャベツを食べるの?
マナティーは、水族館ではキャベツの他に様々な野菜が与えられています。
その他にも、沖縄美ら海水族館や新屋島水族館では、水草のホテイアオイをマナティーの食べ物として与えています。(2023/8/1現在の情報です)
野生のマナティーが水草を主食にしているのを考えると、水族館のマナティーはキャベツ等の野菜を主食としていますが、野生のマナティーも陸生の植物を食べることがあるのを考えると、野菜を与えるのは特に問題ないのかもしれません。
そして、水族館側としても水草や海草よりもキャベツやレタスのような野菜の方が用意しやすいことから、マナティーの食べ物として与えていると考えることも出来ます。
キャベツやレタス等の野菜を食べているマナティーの姿を見ると、ゾウの仲間だという事をなんとなく実感できます。
マナティーには天敵は存在する?
野生のマナティーは、極まれにサメやワニに襲われるという事はありますが、基本的には天敵と呼べる生物は自然界には存在していません。
マナティーは体長が3~4mにもなり、体重も300~400kgと体が大きいことから、陸上においてもゾウ等の大型の生物が他の生物から狙われることが少ないように、マナティーも他の生物から狙われる危険が少ないです。
しかし、そんなマナティーにも天敵と呼べる存在がいたとしてら、それは人間です。
マナティーが生息している地域では、食用にされたり皮が利用されることもありますし、フロリダのキングス湾ではボートの観光が人気なので、生息している野生のマナティーと接触してしまう事もあります。
マナティーは人懐っこい動物で人間を怖がることなく近づいてしまいますし、動きもゆっくりしていることから接触しやすくなってしまうのかもしれません。
マナティーの食べ物まとめ
マナティーの食べ物は、野生だと水草や海草等の水生植物が主食なのですが、水族館ではキャベツやレタス等の野菜を主食としている事が多いです。
水族館では色々な野菜を食べることが出来るので、野生のマナティーよりもグルメなのかなと思いますし、キャベツやレタス等を食べている姿はゾウに近い生物なのだとどことなく感じます。
スポンサードリンク
コメント