宮城県の気仙沼大島の郷土料理、かぶぶかしがどんな料理なのか気になっていませんか?
なのでこの記事では、かぶぶかしが気仙沼大島のどんな郷土料理なのかや、作り方について調べてまとめてみました!
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かぶぶかしは気仙沼大島のどんな郷土料理なの?
気仙沼大島の郷土料理のかぶぶかしは、かぶを千切りにして乾燥させた後に細かく刻んで、もち米や小豆等と一緒に混ぜて蒸かした食べ物で、おこわみたいな郷土料理です。
「かぶぶかし」と聞いてどんな食べ物か色々と連想するかもしれませんが、そのまんまかぶを蒸かしたという意味でした。
宮城県の気仙沼大島には、「大島かぶ」と呼ばれる気仙沼大島だけで150年以上栽培されているかぶが存在していて、気仙沼大島の人にとってかぶはとても縁が深いものだと思いますし、そんな株を使用した「かぶぶかし」は誇るべき郷土料理なのかもしれません。
ちなみに、かぶぶかしは宮城県気仙沼市本吉町三島にある国道45号の道の駅「大谷海岸」で販売がされている情報が見つかりました。
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かぶぶかしの作り方は?
かぶぶかしの作り方や材料を調べてみると、こちらのようになっていました。
【材料】
・かぶ
・もち米
・小豆(黒豆)
・塩
・砂糖
他
【作り方】
1.かぶを千切りにする
2.千切りにしたかぶを乾燥させて冷凍庫で保存しておく
3.もち米をよく洗って2~3時間水に浸けておく
4.小豆はかために煮ておく
5.冷凍したかぶを取り出して細かく刻む
6.かぶをもち米、小豆、塩、砂糖等と一緒に混ぜておく
7.蒸かし機に敷布を敷いて、混ぜ合わせた米を30~40分程蒸す
8.完成
使用する材料はかぶの他にはもち米や小豆等ですが、おこわと比較しても材料がシンプルで用意する調味料の数もそこまで多い印象ではないです。
しかし、かぶぶかしを作る際にかぶを千切りにして乾燥させておく必要がありますし、もち米も2~3時間水に浸けておく必要があります。
さらに、蒸かし機で蒸すのにも30~40分の時間をかけることを考えると、かぶぶかしを作るのには結構手間がかかります。
ちなみに、かぶぶかしを作る時にかぶを乾燥させるのは、かぶぶかしに使用するかぶは独特の臭いがあるから、臭いを和らげて甘味が増すように乾燥させています。
かぶぶかしは郷土料理として岩手県でも食べられている?
かぶぶかしは宮城県の気仙沼大島以外にも、岩手県一関市室根町の郷土料理として食べられていて、「矢越かぶ」と呼ばれるかぶが使用されています。
矢越かぶは昔、矢越地区で作られていたかぶだったのですが、食料が豊富な時代になったことにより一時的に途絶えてしまいました。
その後平成6年頃に、地域興しの一環として途絶えてしまった矢越かぶを探していたところ、宮城県の気仙沼で育てられているのを発見したことで、矢越かぶが復活することになりました。
ちなみに、岩手県一関市室根町は宮城県気仙沼市に隣接しているので、矢越かぶを見つけやすかったのかなと思いますし、隣接していたからこそ矢越かぶが気仙沼でも育てられていたのかもしれないです。
また、矢越地区でも気仙沼大島でもかぶが栽培されいていて、かぶを使用した郷土料理の「かぶぶかし」が食べられていますが、隣接している地域という事で文化が近かったのかもしれません。
そしてかぶぶかしは岩手県だと、岩手県一関市室根町折壁字向山にある国道284号線の道の駅「むろね」で販売されている情報が見つかりました。
かぶぶかしは気仙沼大島のどんな郷土料理まとめ
かぶぶかしは気仙沼大島のどんな郷土料理かについては、かぶやもち米を使用して蒸かした料理でした。
地域には色々な郷土料理が存在していますが、かぶぶかしはかぶを使用したおこわに近い料理だったのです。
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